未婚少子化の根本原因は女性の幸福追求と35歳の壁
未婚・少子化・セックスレス問題の根本的な原因について、研究者による統一的な見解が存在しないことは前回話しました。しかし人間の幸福を愛に求めるユートピア思想にとって、これらの問題は最優先で解決すべき課題です。これら問題のうち、未婚と少子化についてその根本原因をまとめます。未婚と少子化の根本原因はテクノロジーの発達と都市化を背景とした女性の優位性です。
未婚・少子化・セックスレス問題の根本的な原因について、研究者による統一的な見解が存在しないことは前回話しました。しかし人間の幸福を愛に求めるユートピア思想にとって、これらの問題は最優先で解決すべき課題です。これら問題のうち、未婚と少子化についてその根本原因をまとめます。未婚と少子化の根本原因はテクノロジーの発達と都市化を背景とした女性の優位性です。
前回、私はアメリカが20世紀の勝利者になり得た理由は、クリスチャンが人を大切にしたからだという話をしました。共産主義やファシズムが人を役に立つ立たないで判断し、役に立たない人間を処分、殺害する一方、クリスチャンが大多数を占めるアメリカでは人を大切に扱ったのです。共産主義やファシズムと同じように、資本主義もまた人を役に立つ立たないで判断します。そして第2次大戦後、アメリカではキリスト教が影響力を失い、資本主義がアメリカを支配するようになりました。そしてそれが原因で、アメリカは今まさに崩壊する寸前です。ではこの背景にいったい何があったのでしょう? 今回はその点について解説します。
20世紀はイデオロギー戦争の時代だったと言われます。全体主義、共産主義、自由民主主義が戦い、自由民主主義が勝利しました。自由民主主義の代表はアメリカであり、アメリカの政治体制は「歴史の終わり」とすら言われました。これは自由民主主義が最良の政治形態であり、もうこれ以上は進化しないという意味です。しかしソビエト崩壊から35年の今、アメリカ国内では州政府と連邦政府が対立し、分断・崩壊が現実化しています。歴史の終わりとまで称賛されたアメリカが、なぜここに来て崩壊しつつあるのか?自由民主主義が実際は理想のイデオロギーではなかったとしたら、なぜアメリカは20世紀のイデオロギー戦争に勝てたのか?このサイトの目的が新しい文明のデザインということであれば、この疑問を避けて通ることはできません。そしてこの疑問については今まで説得力ある回答を聞いたことがありません。そこで私なりにこの疑問への回答を試みたいと思います。
未婚、少子化、セックスレスが先進国で共通の問題であることは今日、世界的に広く認識されつつあります。しかしこれらの問題に関する研究はその深刻さにもかかわらず、驚くほど少ないのが現状です。世界に先駆けてこれらの問題が表面化したのは1990年代後半の日本ですが、本格的な取り組みが無いまま日本の出生数は減る一方で、現在のペースで日本の出生数が減れば18年後には出生数がゼロになるでしょう(出生数のデータはこちら)。この点については今までイーロン・マスクが何度か懸念を表明していて、「日本は消滅する」とまで予言しています。出生数ゼロは国家の存亡に関わる危機的事態です。しかしこの問題に対する取り組みはゼロに等しいのが現状です。日本政府は2023年に子ども家庭庁を設置したものの、何ら取り組みが見えず、庁を解体して新生児に1千万円配った方が良いという批判もあります。しかし政府の迷走には理由があり、そもそもこの問題、まず研究者が少なく、原因の特定もできていません。
資本主義はまもなく崩壊します。世界中で積みあがった負債は天文学的な数字となり、世界経済はその利払いに耐えきれないからです。資本主義の限界を知った人々は別のシステムを求め、それは共産主義かもしれません。しかし、ここで思い出すべきは共産主義の恐ろしさです。共産主義は第一次大戦と第2次大戦の死者数の合計に匹敵する自国民らを処刑、または殺害しました。一次、2次大戦の死者数の合計は1億人ですが、毛沢東政権下の処刑と飢饉では5000万人が殺され、レーニンとスターリンによる処刑と意図的な飢饉(ホロドモール)でも3000万人が殺されました。ヒトラーがソビエトに攻め込んだ時、ソビエトのプロ軍人はあらかた処刑されていてアマチュア軍人しかいなかったため、ソビエト側の死者が増大した話は有名です。ポル・ポトはカンボジア国民の3人に1人、200万人を処刑しました。では、共産主義はなぜこれほど多くの自国民を処刑したのでしょうか? 戦争で敵を殺すことは感覚的に理解できても、平和時に自国民を大量処刑することはなかなか理解できることではありません。そしてさらに重要な問いかけは、なぜそれほど大量の処刑が可能になったのかということです。
『愛の新世界』は資本主義からの離脱とユートピア的ライフスタイルを提案、実践するコミュニティです。名前の由来はユートピア思想家、シャルル・フーリエの著作です。
地球環境や資本主義など様々な点から考えて、今の文明は限界を迎えています。まず地球環境ですが、北米大陸では地下水を使い尽くし、まもなく農業ができなくなります。肥料の原料であるリンとカリウムもあと数十年で枯渇します。人類は過去50年で昆虫、魚、鳥、動物の数を半減させましたが、自然が崩壊する中で人類だけが生き残ることは不可能です。
資本主義もまた、まもなく崩壊します。世界中で積みあがった負債が天文学的な数字になり、利払いに耐えきれなくなるからです。世界経済は人類が初めて経験するレベルの打撃を受けるでしょう。
資本主義エリートたちの考え方も大きな問題です。資本主義は個人の所有権を絶対視する考え方であるため、資本主義のエリート、つまり億万長者たちは地球を自分の所有物だと考えています。そして彼らは自分の所有する土地から他人を排除することにおいて、ためらいがありません。人口削減計画は真実であり、彼ら資本主義エリートたちにとっては自分たちの当然の権利を実現しているに過ぎません。